第36話
対決
秀吉はまた兵士に怒られた。
兵士「なにやってるんですか〜!」
秀吉「すいません…」
兵士「長浜城は柴田ファミリーにプレゼントした城ですよ」
秀吉「はい」
兵士「それをどうして奪い返しちゃったんですかぁ」
秀吉「だって、むこうが勝手に降伏してきたんだもん」
兵士「きっと柴田さんはカンカンですよ。たぶん殴りこんできますね」
秀吉「でも柴田さんは今、雪で身動きとれないしょ」
兵士「雪は、いつかとけます」
秀吉「春が来なきゃいいのに…」
春が来た。
兵士「柴田さんが攻めてきました!」
秀吉 (-_-;)はーい
秀吉は賤ヶ岳のあたりに基地をつくり、柴田勝家とにらみ合った。
秀吉の陣営のようす。
秀吉「うわぁ。柴田さん、大軍だね」
兵士「かなり手強いですね」
秀吉「さてと…」
兵士「なんです?」
秀吉「引退でもするかな」
兵士「は?」
秀吉「あとは頼むよ。じゃ、おれはこれで」
兵士「都合よく引退しないでください」
秀吉「だって柴田さん怖いんだもん」
兵士「司令官がそんなことでどうするんですか」
秀吉「そうだね、司令官がこれじゃ困るよね」
兵士「そうですよ」
秀吉「おれ司令官失格だ。しかたない。引退しよう。残念だ」
兵士「嬉しそうじゃないですか」
秀吉「まあ、そんなわけで、あとは頼むよ」
兵士「本気ですか?」
秀吉「本気」
兵士「引退したあとはどうするつもりなんですか?」
秀吉「おれ、グルメリポーターになる」
兵士「は?」
秀吉「グルメリポーター」
兵士「なんでいきなり…」
秀吉「美味しいものをひたすら食べる仕事。素晴らしいじゃない!」
グルメリポーターになる。秀吉のこの決断が、柴田勝家を滅亡に追いやる。
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ありけん